ストーリー

37歳で上京、高円寺3畳1間で大人になりきれないダメ人間は、
絶望と酒を飲みギターを弾き歌う、
ささやかな希望の棲家を探して。
40歳で急死した伝説の天才フォークシンガー
加地等の痛々しく優しい歌が蘇る・・・。


『加地等がいた ―僕の歌を聴いとくれ―』 上映時間 74分

映画あらすじ

大阪で活道していたロックバンド解散後、突然、フォークギターを手にし弾き語りを始めた加地等。織田作之助、太宰治などの無頼派作家の影響を受けた文学的な詞、優しく儚いメロディと歌声で唄う歌は、「フェラチオしておくれ」「チーズ・キムチ・チンポ」「僕はダメ人間」といった、大人になりきれない男の心情を吐露した歌であった。そして、37歳で上京。が、東京での初めてのクリスマスイブの夜、一人酒に酔い右手に大火傷を負ってしまう。ギターが弾けず自暴自棄になり、酒に依存、さらに精神のバランスをも崩していった。一方、加地等の音楽は徐々に人々の心を強く揺さぶり始め、加地等39歳の誕生日に復活コンサートが企画された。

時代は加地等に追いつこうとしていた……。
だが、ライブ直前、加地等は姿を消してしまう……。

キャメラは、加地等が現実とそのあまりにも純粋すぎる表現との折り合いに苦悩し精神的に崩壊寸前になりながらも、数々の名曲を残し伝説となった、東京での活動から2011年、40歳の若さで急逝した2年半を生々しく映し出す。


『加地等がいた ―僕の歌を聴いとくれ―』

監督・撮影・編集:堀内博志
出演・音楽:加地等
出演・制作協力:岡敬士
製作・ 配給:PERFECT WORLD
2011年 / 日本 / カラー / DV16:9 / 74分

加地等は2011年2月2日、長年のアルコール摂取による肝硬変により40歳で亡くなった。
豊田道倫、曽我部恵一、前野健太、三沢洋紀などファンだったミュージシャンの呼びかけもあり
加地等の音楽は次第に世の中に広がりを見せ始めた。

上京した加地等を知り、加地等の世界・音楽に魅了された監督・堀内博志が、自らカメラを向け、どうしようもない現実のなか、もがきながら痛切に音楽をつむぎ出す加地等の姿を、撮り続けた。
加地等が歌う「ダメな僕・君」が己を卑下しながらも希望を探し光を求める姿に、今の時代が加地等の音楽を必要としていると感じた――監督・堀内博志


配給・宣伝

PERFECT WORLD / 浦谷晃代

お問い合わせ

PERFECT WORLD 堀内博志 p-w.horiuchi@nifty.com / 浦谷晃代

『加地等がいた ―僕の歌を聴いとくれ―』写真

『加地等がいた ―僕の歌を聴いとくれ―』写真

『加地等がいた ―僕の歌を聴いとくれ―』写真